農福連携
農福連携Agriculture – Welfare
農福連携等は、名前のとおり農業と福祉という一見別々の分野が互いに協力し合い、お互いに助け合う取り組みです。
地域社会の活性化と、障がい者など就労や社会参加に支援を必要とする人々の自立を促進しています。
たとえば、障がい者の方が農業の現場で働くことで、仕事の経験や社会とのつながりを持ち、自信を持って社会に参加できるようにする仕組みです。
これにより、働く喜びや生きがいを感じると同時に、地域の農家も新しい人手やアイデアを得ることができ、互いにメリットがあります。
簡単に言えば、農業と福祉が連携することで、みんなが力を合わせ、温かい地域づくりや活性化を目指す取り組みです。
高岡の里福祉会では、地域の営農組合と協力してもちむぎ製品の加工・販売を行っています。
もちむぎとは?What is Mochimugi ?
福崎町は、「もちむぎ」を特産品としています。
もちむぎは、水溶性食物繊維である「β-グルカン」を豊富に含んでいるのが最大の特徴です!
また、お米や小麦に比べて高タンパク・高ミネラルとなっています!
もちむぎの品種「フクミファイバー」は、もちむぎの特徴である「β-グルカン」を豊富に含んでおり、その含有率は従来の品種の約2倍、白米の約20倍とも言われています!
また、炊飯後に褐変(茶色っぽくくすんだ状態)しにくく、長時間保温しても見た目が変わりにくいので、ご飯と一緒に炊いて食べるのがオススメなもちむぎです!
農福連携の流れ

地元営農組合の方々により、もちむぎの生産・収穫を行われます。
たかはしサポートセンターで収穫したもちむぎの精麦を行います。「精麦」とは、石などの不純物を取り除いて、もちむぎの表面を削り綺麗にすることです。
このもちむぎを加工する工程や加工した製品のことを「精麦」といいます。


精麦したもちむぎは、たかはしサポートセンターを利用されている障がい者の方々が袋詰めを行っています。
袋詰めされた製品は、近隣の店舗等で販売されています。
